オリーブの挿し木の方法まとめ

こんにちは。オリーブを日本一たくさん育てているサラリーマン、タカです。  コロナが世界中に広まり、外出自粛でお家で時間を持て余してる人も多いと思います。                こんな時は挿し木でもしてみませんか?今まで何度か挿し木の投稿をしてきましたが、今日は改めて。

用意するもの            ペットボトル

2リッターだと大きさもあり10から15本くらい挿せます

用土                   

パーライトかバーミキュライト

オリーブの挿し木は他の木と比べて比較的難しいと言われています。僕も初めのうちは中々成功せず、いろいろ試して今のやり方にたどり着きました。品種や時期によっては成功率は変わりますが、、

バーミキュライトは茶色なので根が見えやすい

挿し穂

挿し穂は基本、剪定した枝を使います。今までたくさんのオリーブの挿し木をしてきましたが、やはり発根期間が短く、発根率が高いのは5月から7月、でも、品種によって違いがあります。例えばカラマタ、この品種は挿し木がとても難しいです。これまで挿し木に成功したのはあまり多くありません。そして成功した多くは秋から冬にかけて挿し木をしたものが翌年の春から梅雨時くらいにかけて発根しています。

前年の9月末に挿したカラマタ

翌年の5月頃かな、発根

これは仮定ですが、秋や冬はこれから寒い時期に向けて、花芽や新たな成長より、寒い冬を乗り切るためしっかりと根づこうしようとするためか、もしくは、冬は寒いイコール葉からの蒸散が少ない、ということは挿し穂が長持ちすることでじっくりと発根の準備が整えられるからかもしれません。

いずれにしても、今は少し早いけどまぁまぁの時期ではないかなと思います。

挿し穂の準備

元気の良い所を選んで15センチ位

挿し穂は古すぎず新しすぎず、、新しく伸びて青々としたものでは無く、多少時間が経ち締まっているもの、、かなぁ  ただこれも品種によります。僕はマンザニロとミッションの苗をたくさん育てているのですが、この2品種に関しては、上記のように新し目だけど青々とはしてないものが良いように思います。以前にブランドイオ、シプレッシーノはかなり太めの枝でも発根します。

葉の枚数

これも人によって言うことが違いますしやはり品種や時期によって変わります。 挿し木で葉は重要です。新しい根を作るのにも光合成によるタンパク質は必要だと思います。ただたくさん葉をつけすぎると葉から水分が蒸散するので、根が無い挿し穂はあっという間に枯れてしまいます。要するに、根が生えるまで保つ範囲で葉を残すということだと思います。僕は冬や涼しい時期は4、5枚残します。夏の時期は2枚、葉の大きいものは更に半分にカットします。

切り口

片方を斜めにカット

反対側を形成層が出るようにカット

これは返し切りと言って、挿し木が難しい品種を農家さんが挿し木をする場合にするやり方です。オリーブも難しい品種に入ると思いますので、僕はこうしています。

用土に挿す

割り箸で穴を開けて挿すときに切り口を傷めないようにするのがベスト

挿したら用土が挿し穂に密着するように軽く押します。

葉と葉がつかないように。

ペットボトルの上側をかぶせます。このとき蓋は付けないように。完全に密閉するとカビてしまいます。空気の流れがないと駄目ですね。なので置き場も部屋ののかではなく外に置くのです。

輿水をつけて置き場所は外 です。僕は朝の日差しだけが当たるところや一日に一時だけ陽が当たるところに置きます。

いかがですか? 今まで数千本、挿し木をしてきました。まだまだわからないことが多いです。同じ条件、同じ品種で試しても発根率がかなり違ったりします。でも、ここで紹介したやり方をすれば必ず成功すると思います。まだ成功したことがない人、初めてやる人、ぜひ試してみてください。

成功しやすい品種は            ルッカ かなり発根率が高いです。   シプレッシーノ  挿し穂がとにかく強い。挿して発根しなくてもかなり長い間枯れません。中々発根しなくてもじっくり待ってみましょう。          ブランドイオ  こちらもシプレッシーノに近く強く長持ちします。       マンザニロ  まぁまぁです。樹齢が若い小苗から挿し穂を取れば発根率がぐんと上がります。            ミッション  多少難しいと生産農家さんが言っていましたが、マンザニロ同様、若い小苗から取った挿し穂を7月に挿すと、早いときは一ヶ月で発根しました。スピード勝負かもしれません。

こんな感じです。とうぞ世界の皆さんもコロナに気を付けて、オリーブと言えば平和です。早く平和な日々が来るよう願いを込めてオリーブちゃんたちを愛でましょうね(^^)

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オリーブの挿し木の方法まとめ” に対して9件のコメントがあります。

  1. Richard Andrew Paredes より:

    たかさん、おはようございます。お久しぶりです。今日はフィリピンで真夏です。タラスコアとホジブランカを挿木にしたのですが全てが失敗に終わってしまいました。挿した枝をコーラのペットに入れて、蓋をつけていませんでした。最初の2ヶ月は上手くいき、葉っぱが残したが先週は全ての葉っぱが完全に落ちてしまいました。これらの品種は発根しにくいものですか? ご指導して頂ければとても感謝します。

    1. taka より:

      こんにちは。リチャードさん(^^)
      そちらは真夏なのですね、挿し木が失敗ですか、、タラスコアは私は初めて聞く品種です。多分日本では出回ってないと思います。なのだ、難しいかどうかはわからないです。ホジブランコは私も一本持っています。ただ、枝がすくなくて少し試しただけなのですが私も失敗しました。
      2ヶ月持ってから葉が落ちたのですね、、大抵は温かい時期に2ヶ月もてば、発根することが多いんですけど、、
      夏と言うこで、何点ポイントをあげます。
      ①葉っぱは少ないほうが蒸散が防げますので2枚で。場合によっては葉を半分にカットしても良いかもです。
      ②置き場者は明るい日陰で。
      私は朝だけ少し日があたるところに置くことが多いですが、真夏のフィリピンならずっと日陰で、風通しの良いところが良いと思います。
      ③輿水はしていますか?
      ベットボトルの下は穴を開けて水の入れた器に付けます。
      プロの生産者はミスト装置で湿度を100%にして蒸散をふせいでいます。私達はそれは無理なので輿水をしてベットボトルの中を高い湿度に保つようにします。
      私からのアドバイスとしてはこれくらいしかできないです。
      本当は出来るだけ涼しい時期に始めたほうがよいもしれませんが、それも品種によって様々なので、一概には言えないですね。
      素人のアドバイスとしてですが、試してみてください。

  2. うちこう より:

    はじめまして。
    こちらのブログを読み、挿木に挑戦しています❗️

    質問があり、コメントさせていただきました。
    ①輿水なのですが、一日一回程度取り替えたほうが良いのでしょうか?

    ②何本か葉が部分的に茶色になってきました。そのままにしていて大丈夫なのでしょうか?(失敗??)

    現在、挿木して1週間が経とうとしています。
    これから、タカさんのようにオリーブ を増やしていけたらなあなんて夢見ています。

    お時間ある時にでも、アドバイスしていただけたら嬉しいです。
    よろしくお願いします。

    (品種等、庭を造成したときに業者が選んだものなのでわかりません現在、業者に調べてもらっていて、回答待ちです。すみません)

    1. taka より:

      うちこうさま
      こんにちは(^^)
      コメントありがとうございます。
      挿し木に挑戦ですね!質問に僕ができる範囲で答えさせていただきますね。
      ①輿水の交換。
      僕は交換してないです。でも、本当はたまに交換した方が良いのだと思います。特にこれからの時期は苔が出たり、虫が浮かんだり、時には蚊の幼虫のボウフラの巣になったり、、、有機物質は根が出ていない挿し穂には良くないので、、でも、僕の場合はたくさん挿し木をしているのと、あとは出来るだけ忘れる?というのは発根まで何ヶ月もかかるので、あまり気にしすぎると変な話ですが、中々日が過ぎていかず、待ちくたびれてしまうので>.< 暑い時期は取り替えるというより、水が無くなったらあげる、という感じです。たまぁに、確認してある時、そこに白い根が見えたときの嬉しさがたまらないのです(^^) ②何本か葉が部分的に茶色ということてすが、もしかしたらだめかもしれませんね。でも、その茶色というがどういう原因かにもよるので、葉が落ちるまでは、もしくは完全に枯れたな、というところまで様子を見てはどうかなとか思います。 これまた、僕のやり方は少し手抜きなので葉が落ちた挿し穂もそのままにしています。でも、これも先程の理由と同じで駄目な挿し穂は抜いたほうが良いと思います。枯れた挿し穂はカビたり腐ったりしますので。 でも、一週間で色が変わるのはちょっと難しいかなぁ、、 品種は業者さんでわかるかどうかですね、、オリーブはオリーブとして業者さんはあまり品種まで考えないような気がします。業者さんが植えるのは普及種だと思うので、日本ではマンザニロ、ミッション、ネバティロブランコ、ルッカ、シプレッシーノあたりでしょうかねぇ、、 もし大きめの木ならたくさん挿し木をするのをお勧めしましす。結局、これを言ったらお終いですが、、一番の成功の鍵は 数撃ちゃ当たる!なんです。僕も色々と試していますが、同じ条件でも成功するのとしないのがあるので、まだまだ謎だらけです。 いかに葉からの蒸散を抑えつつ、挿し穂を長持ちさせてカルスを形成→発根させるかです。でも葉がないと光合成が出来なくタンパク質を作ることが出来なく根が作れない、、でもたくさん葉を残しすぎると蒸散して枯れてしまう、、このせめぎ合いの中で条件があったものが発根するということだと思っています。 葉の数や時には葉を半分にカットしたり、置き場を明るい日陰とか、僕のように少し朝だけ日が当たるとことか試されたら良いと思います。品種にもよりますが、これからの時期なら2ヶ月から3ヶ月で結果が見られると思います。でも葉が落ちない限りは可能性がありますので長い目で見てくださいね。 また、何でも質問してください(^^)

      1. うちこう より:

        詳しく説明していただきありがとうございます❗️
        まだ小さい木から剪定したものを挿木にしたので、数を打つのは何年か後になりそうです
        気長に考えすぎないことが大切なんですね❗️挿木してからずっと気になり、いじくり回しそうになる気持ちを必死で抑えてました笑
        タカさんほどのベテランでも成功しないこともあるんだから、はじめたばかりの自分が上手くいくわけない❗️うまくいったらラッキー❗️くらいの気持ちでいこうと思います❗️

        また質問させていただくかもしれませんが、よろしくお願いします

  3. みっそん より:

    タカさん、はじめまして。
    タカさんのブログ、熟読しております!

    今年初めてオリーブの挿木に挑戦しました。
    ペットボトルの蓋は開けて、外で管理してますが、
    一つ質問です。
    普段の水やりってしなくていいですか?
    今のところ、鉢皿に水を溜めて、そこにペットボトルを置いた状態で、中は湿度が保たれてるようにみえますが、普段水を与えなくてもいいのかな…と不安になってます。

    お返事いただけると嬉しいです!
    よろしくお願いします。

    1. taka より:

      みっそんさま
      こんにちは。ブログをいつも見ていただきありがとうございます!
      挿し木の水やりですが、輿水をしているので不要です。ちゃんと水を吸い上げますので。逆に毎日水やりをできるのなら輿水をしなくても大丈夫ですが、僕の場合、何十本もペットボトルが並んでいるので、いちいちできないと言うのが正直なところです
      僕は放ったらかしなのですが、本当は毎日水やりをするか、もしくは皿の水をたまぁに変えてあげたほうが良いのだと思います。でも、あまり楽しみにしすぎるて毎日面倒を見てると発根まで長い日々がかかるので中々日にちが経たないものですよ(^^)

      1. みっそん より:

        たかさん、お返事ありがとうございます。

        とってもわかりやすくて丁寧なご説明に感激しました!(^^)

        今後もブログ楽しみにしております!!

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